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INSIDER【得BUY】「ついにセブン進出!初日から大行列」

更新日:2020年4月25日

2019/07/12放送


セブン-イレブン・ジャパンは7月11日、沖縄県内へ14店舗を初出店し、開店前から行列ができる店舗もありました。これにより、全都道府県での出店が完了しました。



セブン-イレブンの日でもある7月11日。

14店舗同時オープンとなるあさ7時には各店舗で行列ができるなど、オープン前から早速賑わいをみせます。

多くの県民が待ち望んだ歴史的瞬間でした。



今回、初出店となった14店舗は本島南部を中心とした地域。


INSIDERでは、その歴史的瞬間を各店舗でウォッチング。



開店の瞬間。

那覇新都心公園前店では、学生や地域住民など、開店前から長蛇の列が発生。

警察の出動する場面もありました。




昼下がりの国際通りの中央に位置する松尾1丁目店。

普段から人通りの多い国際通り、セブン-イレブン店内の熱は一向に収まる気配はありません…


一方、一部店舗では夕方に入り、その熱は加速。



新都心公園前店、兼城サンプラザ糸満店では入店規制を実施。

入店から会計まで最大20分かかるなど、混乱をみせていました。


新都心公園前店では10台ある駐車場が常に満車状態に、臨時駐車場で対応する事態になりました。


一方、最北端で中部地域唯一の店舗である北谷北前1丁目店。



開店直後から日没を過ぎても断続的に渋滞が発生。

INSIDERの取材時も深夜まで客足が絶えることはありませんでした。


今回、県内初出店となるセブン-イレブン。

「nanaco」カードを利用することで様々なトクをゲットできます。



出店記念となる沖縄限定デザインの「nanaco」は11日から数量限定で発行。

発行手数料300円が、13日までの期間限定でポイントバックされます。


また、期間限定でおにぎりやサンドイッチ、麺などで割引が行われます。

せてnanacoを利用することでポイントが2倍に!セブン-イレブンをお得に体感できます。



さらに、沖縄限定商品も多数発売。



沖縄県産食材を使用したものや、地域に馴染みのある限定商品13種類が登場。

宮古島産の玄蕎麦やシークワーサー果汁を使用した商品、「タコライス」や「じゅーしー」をイメージした商品などが並んでいます。



セブン-イレブンは大手コンビニの沖縄進出ではだいぶ後発となったのにはどのような背景があったのでしょうか。


ファミリーマートは1987年、ローソンは97年にそれぞれ沖縄県に進出。セブン-イレブン前回のローソンから実に22年が経過しての初出店となりました。


県内店舗数は沖縄ファミリーマートが約330店、ローソン沖縄が約230店。

先行する2社を、セブン-イレブンは「5年で250店」という急拡大での追い上げを目指しています。


しかし、すでに出店を拡大する大手2社は地元に根付き、強固な地盤を築いています。

ファミリーマートはリウボウインダストリーと共同出資で沖縄ファミリーマートを設立しました。以降、地域に密着した店舗運営と商品開発を進め、様々なキャンペーンを実施するなど、沖縄独自の取り組みも多く行っています。


ローソンも2009年に地元スーパーのサンエーとの共同出資でローソン沖縄を設立します。「ポーク玉子おにぎり」や「沖縄そば」など地元限定の定番商品を開発してきました。今年6月には食品ロス削減キャンペーン「アナザーチョイス」を開始し、消費期限が近い食品を購入した場合、売り上げの一部を県内の子育て支援のために寄付するという取り組みが行われています。


セブン-イレブンは今回の出店に向けて浦添市に専用工場を確保するなど、自社独自の商品を効率よく店舗に届けるための準備を進めてきました。

これまで沖縄県への出店がなかったのは同社のこうした自前主義・効率主義のためといわれていますが、いざ体制が整えば、地域内で集中して出店できるのがセブン-イレブンの強みでもあります。


コンビニを巡る様々な問題は県内でも浮上している中、今後の勢力争いは、各社が地域コミュニティーとどのような関係を築けるかがポイントとなりそうです。

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