スタジオセット, グラフィックス
選挙wave 参院選2025
2025
&Visor, NTBホールディングス
2025年7月20日に投開票が行われた参議院選挙。
andvisorでは特別番組「選挙wave」をいっそうアップデートし、より早い・より正確な情報を届けられる装いに一新しました。


2025年最初の国政選挙となった参議院議員通常選挙の開票特番のグラフィックスを担当しました。
&Visorのシンボルカラーの赤色とは反対色の青色を基調とし、
「正義」「正確」「正直」をイメージさせる、より選挙にふさわしい装いにいたしました。
カラーリングと同時に、ブラー(ぼかし)効果を各所で施し、
"見える社会"と"見えづらい社会"を表現する両面性を表現しています。

いつも全国のニュースをお伝えしている、報道スタジオも開票特番仕様に。
全体像はそのままに、大型の"サークルスクリーン"を中心に配置。今知りたい情報を直感的に映し出します。
80インチのスクリーンは、開票速報や情勢解説で使用するブースのような場所に収まりました。
下手側の横長のスクリーンは、様々な情報を映し出すとともに、番組の雰囲気をかき立てる存在感があります。


NTBホールディングスとしては、南西テレビで培った各種テロップシステムも、
今回からすべて一新し、より視認性を意識した構成にいたしました。
番組ロゴや主要テロップは画面左側に集約、これまで右下に配置していた議席数表示も左下に再構成しました。
画面右側には、用語解説や選挙区ごとの開票速報などの補助的な情報を配置し、
左から右へと文字を読む流れを意識した画面構成を図りました。
*サンプル画像では実在の候補者の実名を伏せたものを使用しています。


各選挙区の出口調査および開票速報も刷新し、
最小限の構成で、知りたい情報のみがすぐに視認できるよう工夫を施しました。
1人区は「当(当選)」「確(当選確実)」のマークと候補者名を大きく表示する一方で、
複数人区はマークと候補者名が小さくなるために、候補者の顔写真を大きく表示しバランスを確保しました。
また、番組ロゴや「当」マークなどの各種グラフィックスの中にも、
ブラー効果の意匠が施され、番組のアイデンティティを際立たせています。
*サンプル画像では実在の候補者の実名を伏せたものを使用しています。

