グラフィックス
INSIDER 2022
2022
NTB.TV
NTBで夕方に放送中の報道番組。
21年度秋のリニューアルで番組開始以来初の全面改装をおこないました。
22年度秋は、これらのビジュアルをさらにブラッシュアップしました。

グラフィックスについて、「明日を生きる」を表現したウェーブと
テーマカラーの「Cherry Tomato」はそのままに、画面設計の再構成を施しました。
また、22年度秋から始まる姉妹番組「コレクティブ」も
今回のVisual identityのポリシーに沿って設計しました。




INSIDERのポリシーで構成されるそれぞれの番組は、
すべて同じスタジオ、画面、出演者で制作されます。
しかし、これらの番組それぞれにアイデンティティを持たせることで、
INSIDERファミリーは放送する時間、そして見る人々それぞれに寄り添う番組になっていくことを期待しています。
新たに始まる「コレクティブ」は、一見まったく異なる番組のようでありながら、
そのVisual identityはすべてINSIDERのポリシーに沿って設計しました。
テロップの位置やサイズ、文字数も共通しています。
これにより、INSIDERで使用されたVTRや編集データを、
シンプルな編集作業のみでコレクティブの放送にも流用することが可能になりました。


スタジオセットは、歴代のINSIDERのDNAでもある
3mのロングスクリーンを背後にメインスクリーンとして配置しています。
下手側には高さ2mのスクリーン、上手側には"R"のロゴをあしらった壁面アートを配置しました。
歴代セットでも床面積は最小となりますが、様々な装飾を施したことで
映し出す角度により異なる印象を感じさせます。



メインとなるロングスクリーンには、各番組のメインロゴを大きく映し出すことで
スタジオの印象を大きく変えることができます。



INSIDERのアートポリシーを詳細に描いた「INSIDER Visual identity」では、
様々なグラフィックス設計について解説しています。